挨拶について思うこと

月曜日の全体朝礼で、私はよく社員の皆さんに挨拶の話をする。それはそれだけ挨拶が大事だと思っているからだ。私が小学生の頃は朝、児童が教室に入るとき「お早うございます」と大きな声で挨拶をすることが当たり前の風景だったが、大人になるに従い、声を出して挨拶をする人が少なくなったように感じる。周りを見ると、挨拶を交わしても小さい声や会釈だけの人も多い。

お客様が来社された時も同じだ。大きな声で「いらっしゃいませ」と迎える人と、会釈だけで済ます人がいる。仕事で手が離せない時や電話中などで仕方のない場合もあるが、私はやはり社員の皆さんが声を出して気持ちよく挨拶できる職場であってほしいと思っている。

先日、勉強仲間が経営する会社の工場を見学させてもらった。職場は8割以上が女性の職場であるが、すれ違う方が一様に笑顔で大きな声で「いらっしゃいませ」と挨拶をしてくれた。素直に気持ちが良いと感じた。挨拶だけで会社の印象は格段に良くなると思った。プラス笑顔があれば言う事なしだ。

お客様を始め、当社に出入りする人々が皆マエダを「気持ちの良い会社」と感じていただけることは大切なことだと思う。誰も感じが悪い人と付き合いたいとは思わないし、感じの悪い会社から物を買う気にはならない。

気持ちの良い挨拶ができるということは差異性の一歩である。

仏教に「和顔布施」という言葉がある。「自分は見えない自身の顔は相手の為にある。だから相手を不快にさせないためにいつも穏やかでにこやかな顔でいよう。それは布施に繋がる」以前伺った延暦寺の高僧の話だ。

今ができていないということではない。しかし今以上に意識せずとも相手に対し穏やかでにこやかな挨拶が交わせる職場であれば、お客様に限らず職場の仲間とも今以上にコミュニケーションが良くなると確信している。